開発に要した時間は2年。

2013年10月。ついに独自IPステップメール『アスメルプラチナ』をリリースすることができました。

アスメルプラチナの構想は2011年末の冬に立ち上がりました。

「現状の到達率の限界を超えることでユーザーの役に立ちたい」
との想いでした。

当初は、「サーバーにインストールするCGIソフトのリリース」を考えていました。

しかし、CGIソフトですと、ユーザー様が自分で設置する手間がかかります。

また、ソフトであれば、違法コピーされて出回ってしまうリスクもあり、購入者が必ずしもメリットを享受できるわけではありません。

だからといって、弊社側で設置することを考えると、人件費もかさむので低価格でのリリースができません。

アスメルプラチナは、構想から難題を抱えていました。

 

だからといって、「到達率」という問題から目を背けることは、企業としては停滞、すなわち「死」を意味することですから、とにかく進むしかありません。

それに、「ユーザー様の大切な想いを、大切な顧客に届くシステム」をなんとしてでも作りたかった。

ですから、「CGIソフトを弊社で設置する」プランで、当面は開発を進めることにしました。

担当者とシステム会社との連日によるやり取りが始まりました。

あらゆる機能を盛り込んだり、ユーザビリティの向上を考えたり、到達率を上げるためにどうすればいいか?を日々研究しました。

時には、プログラマーとの意見の違いから激しい口論になることもありました。

構想開発から約1年。

それなりの商品に仕上がりました。

しかしながら、どうしても、コスト面だけは改善できずにいました。

高い「到達率」を実現するためには、個別にサーバーを用意する必要がありました。

当然、個別にサーバーを用意するわけですから、どうしても高額になってしまいます。

 

そうこうしているうちに、担当していたシステム会社がリリースに難色を示しました。

「この商品が売れるとは思えない」と本音をこぼしはじめたのです。

そして、開発のモチベーションも下がっていることも確認できました。

確かに理解できます。

もし、売れないような商品作り、運営管理に、手間ひまをかけるのはシステム会社もリスクです。

わたくしたちは、そのシステム会社の意向を尊重することにしました。

つまり、開発を白紙にもどすことにしたのです。

この1年以上も、連日、開発や研究に時間を費やしていましたが、いったん、ここでゼロになってしまったのです。

 

当時は「もうやめよう」とあきらめかけました。

しかし、しばらくすると、「やはりやりたい」と思うようになりました。

でないと、素晴らしい商品やサービスを世の中に提供している企業様のお役に立つことができません。

そして、別のシステム会社に相談をすることにしました。

しかも、わたくしたちは、こう言いました。

「なんとしてでも到達率の高いシステムを作りたい。

けれど、ユーザー様にはなんとかして低価格で提供したい。

でないと、小規模だけども優良な商品を使ってる会社を支援するポリシーに逆らってしまう。

だから、なんとかしてほしい!」

と。

最初は、「それは無茶なお願いです」と断られました。

ところが、ある時、「いけるかもしれません」という連絡をいただき、再び、開発に着手しはじめたのです。

さらに付け加えると、「すでに構想から1年以上経っています。本当は今すぐにでもリリースしたい。ユーザー様の不便を少しでも早く解消したい。」との想いも伝えました。

そのプログラマーは「わかりました」と開発に着手を始めました。

 

「到達率が高いシステムを低価格で実現する」

果たして、そんな無謀なことが可能なのだろうか?

最初は疑問もありましたが、システム会社の努力のかいもあり、ついにリリースを実現することができたのです。

それは、専用サーバーではなく、「独自専用IPプラン」という構想。

これと、プログラマーの開発努力のかいもあり、「高到達率なのに低価格」の業界の常識を打ち破るステップメールをリリースできたのです。

その成果がこちら↓

totatsu


アスメルスタッフ一同

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