ステップメールへのこだわり

アスメルの原点は、2003年までさかのぼります。

当時、起業したばかりの頃、人手不足、資金不足、営業難の三十苦の状態でした。

しかし、ビジネスで最も大切なのは、お客様との「絆」との想いから、メールでのコミュニケーションは特に重点をおいていました。

ビジネスの本当の資産とは何か?

それは、「絆である」との想いは、今も昔も変わっていません。

まだまだ未熟な企業であったわたしたちは、とにかく、想いを届けるためにメールを発信していました。お客様と「つながる」ために日夜、想いを発信していました。

その想いを受け取ってくださったのか、幸運なことに、顧客は少しずつですが増えていきました。本当にありがたいことでした。

ところが、顧客が増えてくる度に、ある問題にぶち当たりました。

それは、すべての顧客にメールで想いを平等に届けることが困難になってきたのです。

具体的には、ある人にはメールを送ったが、別の人にはメールを送ることができていなかったり、メールでのコミュニケーションにひどく混乱が生まれてきたのです。

そこで、考えたのが、「等しく想いを届けられる方法はないか?」ということです。

しっかりと、弊社の商品に込められた想いを届けられなければ、企業の明日はないと危機感を抱いていたからです。

たどり着いたのが「ステップメール」という発想でした。

ステップメールとは、お客様との「絆」を作る道具であり、「想い」という音色を奏でる楽器のようなもの、とわたくしたちはとらえています。

ステップメールとは、登録後、一通目、二通目、三通目と、あらかじめ設定しておいたメールを自動で配信していくツールです。

当時、アメリカのマーケティングではこのステップメールが主流となっていました。

が、日本ではまだまだステップメールは夜明けの状態でした。

「なんとかステップメールを導入し、顧客に等しく想いを伝えたい」

と、考え、ステップメールについての調査がはじまりました。

 

ところが、ちらほら、日本でもステップメールなるものが存在するものの、まだまだ、価格が高かったり、動作が不安定でした。

たとえば、半年で、数十万円もするものもありました。

無料のものもありましたが、パソコンを四六時中開いていないと配信できなかったり、かなり、不便なシステムでした。

また、質問に対してもまともに受け答えしてくれる企業もほとんど存在しませんでした。

なかには、電話番号が書いてないウェブサイトもありましたし、メールをしても返ってこない企業もありました。

「値段も高いし、サポートもよくない。これでは資金もない小さな会社にとって有効に活用することはできるわけがない。」と憤りさえ感じました。

 

そこで、たどり着いた結論が、「自社で作ってみてはどうか?」という点でした。

たまたま知人にいたプログラマーに相談したところ、「難しい課題ではあるが、できる」との返事でした。

そこから、日夜、プログラマーとの議論を続けるのが日課となりました。

そして、生まれたのが「アスメル」でした。

アスメルは、「明日もメールする」という意味が含まれています。

今思い返すと、まだまだ人様に提供できうる品質ではなかったと言えます。

しかしながら、ここまでやってこれたのは、ユーザー様の度重なるアドバイス、ご意見のおかげで、アスメルという「楽器」の成長を温かく見守ってくださったからです。

「ユーザーと共に成長させていただく」という理念が生まれたのも、こうしたユーザー様の温かいご支援があったからです。

ユーザー様の存在抜きに、今の弊社は絶対に存在できません。本当にありがたい幸運に恵まれました。

 

ステップメールのアスメルは、優良会社の優良商品やサービスを、素晴らしいお客様とつなげるお手伝いをさせていただく想いで運営させていただいています。

これからの時代、素晴らしい商品やサービスは、企業と顧客の「絆」から生まれるものと考えています。

そのお役に立つために、日々、いえ、今、この瞬間も、ユーザー様とプログラマーとアイディアの創発により、ステップメールのアスメルという楽器は常に成長をし続けています。

あなた様とアスメルの創発により、よりよい社会が生まれればこれ以上の幸せはありません。

ぜひ、アスメルを活用し、あなた様の大切な「音色」をお客様に届けていただければ幸いです。

これをご縁に、何卒、よろしくお願い申し上げます。


アスメルスタッフ一同

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